「車を売るなら少しでも高く売りたい」と考えている方は多いのではないでしょうか。
しかし、
「査定ではどこを見られるの?」
「傷や走行距離はどれくらい影響するの?」
「査定前になにを準備すればいい?」
と疑問に思う方もいらっしゃることと思います。
実は、車の査定では年式や走行距離だけでなく、外装・内装の状態や修復歴、メンテナンス状況など、さまざまなポイントを総合的にチェックして査定額が決まります。
査定のポイントを事前に知っておくだけでも、愛車の価値を正しく評価してもらいやすくなります。
この記事では、
- 車の査定で見られるポイント
- 査定前にやっておきたい準備
- 査定額が下がりやすいポイント
- 査定額に影響しにくいポイント
などを中古車営業マンの視点から分かりやすく解説します。
これから車の売却を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!
車の査定はどのように行われる?
車の査定では、年式や走行距離だけを見て査定額が決まるわけではありません。
中古車市場での需要や車の状態を総合的に判断し、適正な買取価格が算出されます。
ここでは、車の査定がどのような流れで行われるのか、査定士がどこを確認しているのかについて解説します。
査定額は中古車市場の相場をもとに決まる
車の査定額は、中古車市場での相場をもとに決められます。
「新車価格が高かったから」
「購入時に高く買ったから」
という理由だけで査定額が決まるわけではありません。
現在の中古車市場でその車がいくらで取引されているか、どれくらいの需要があるかなどを総合的に判断して査定額が決められます。
さらに、
- 年式
- 走行距離
- グレード
- 車の状態
- カラー
なども査定額に影響します。
マコト同じ車種であっても、車の状態や装備によって査定額が数十万円変わることも珍しくありません!
そのため、査定額を正しく知るためには、実際に査定を受けて現在の市場価値を確認することが大切です。
査定士は車全体をチェックする
査定では、車全体を細かくチェックし、総合的に評価します。
具体的には、
- 外装の傷やへこみ
- 内装の汚れやにおい
- エンジンの状態
- 電装品の不具合
- タイヤの摩耗
- 修復歴の有無
など、さまざまな項目を確認しながら査定額を決定します。
また、純正オプションや安全装備、メンテナンス記録簿の有無なども評価の対象です。



見た目がきれいな車でも、機関系に不具合があれば査定額に影響することがあります!
査定は一部分だけを見て判断するのではなく、車全体の状態や商品価値を総合的に評価しておこなわれるため、日頃から適切にメンテナンスを行っておくことが大切です。
査定時間は30〜60分程度が目安
車の査定にかかる時間は、一般的に30〜60分程度が目安です。
査定士は、
- 外装
- 内装
- エンジンルーム
- タイヤ
- 修復歴の有無
などをひとつずつ確認し、その車の状態を総合的に評価します。
また、車検証や整備記録簿などの書類を確認する場合もあります。



車の状態によっては、傷や修復歴の確認に時間がかかったり、査定後に相場を調べて買取価格を算出するため、1時間以上かかることもあります。
時間に余裕を持って査定を依頼すれば、査定士から査定額の理由や評価ポイントについて詳しく説明を受けることもできるでしょう。
車の査定で見られるポイント
車の査定では、査定士がさまざまな項目をチェックしています。
年式や走行距離だけでなく、外装・内装の状態や機関のコンディション、装備品、メンテナンス状況なども査定額に影響する重要なポイントです。
ここでは、車の査定で実際に確認される主なポイントについて、それぞれ詳しく解説します。
年式・グレード
車の査定では、年式やグレードが買取価格を大きく左右するポイントです。



年式が新しい車ほど市場での需要が高く、高額査定につながりやすくなります!
とくにフルモデルチェンジ後の新型車や、発売から数年以内の人気車種は中古車市場でも需要が高いため、良い条件で売却できる可能性があります。
また、同じ車種でもグレードによって査定額は変わります。
上位グレードには、
- 先進安全装備
- 快適装備
- 質感の高い内装
などが備わっていることが多く、中古車として販売する際にも人気があります。
たとえば、同じ車種でもベースグレードと上級グレードでは、新車時の価格差だけでなく、中古車市場での需要にも差が出るため、査定額が数十万円変わることも。



売却前には車検証や取扱説明書などで、自分の車の正確な年式やグレードを確認しておきましょう!
売却前には車検証や取扱説明書などで、自分の車の正確な年式やグレードを確認しておきましょう。
走行距離
走行距離は、査定額を決めるうえでとても大切なポイントのひとつです。



走行距離が少ない車ほどエンジンや各部品の消耗が少ないと判断されるため、高く評価されやすくなります!
とくに年間の走行距離が少なく、内外装の状態も良い車は、中古車市場で需要が高くなります。
一方で、走行距離が多い車は、部品の劣化や故障リスクを考慮されるため、査定額が下がる傾向があります。
走行距離が「5万km」「10万km」といった節目を超えるタイミングでは、販売時の印象や市場価値に影響することも。
ただし、走行距離が多いからといって必ずしも価値が低いわけではありません。
定期的にメンテナンスされている車や、商用車・ミニバンなど耐久性が評価される車種では、過走行でも需要がある場合があります。
また、売却を検討している場合は、走行距離の節目を迎える前に査定を依頼することもひとつの方法です。
たとえば、10万kmを目前にしている場合は、9万km台で売却することで市場での評価が変わる可能性があります。
日頃から整備をしっかり行い、走行距離だけでなく車全体の状態を良好に保つことが、高価買取につながるポイントです。
修復歴・事故歴
修復歴や事故歴の有無は、査定額に大きく影響するポイントです。
中古車査定における「修復歴」とは、単に車をぶつけた経験があるという意味ではなく、車の骨格部分(フレームやピラーなど)を修理・交換した履歴がある車のことを言います。



骨格部分の修理歴がある車は、走行性能や安全性への影響を考慮されるため、査定額が下がる傾向があります!
一方で、
- バンパーの交換
- ドアのへこみ修理
- ボディの擦り傷の補修
などは、修復歴には該当しません。
事故や修理の経験があっても、修理した箇所によって査定への影響は大きく変わってきます。
また、査定時に修復歴を隠して売却することはオススメできません。
専門の査定士が車の状態を確認すれば修理跡が分かることが多く、あとから発覚するとトラブルにつながる可能性があります。
正直に申告することで、安心して取引を進めることができると言えるでしょう。
外装の傷やへこみ
外装の傷やへこみは、査定時に確認される代表的なポイントです。
ボディに大きな傷やへこみがある場合、修理費用がかかることを考慮され、査定額が下がる可能性があります。
とくに、
- ドアやフェンダーのへこみ
- バンパーの大きな傷
- 塗装の剥がれ
などは目立ちやすく、中古車として販売する際の印象にも影響します。



ただし、小さな擦り傷や洗車時についた細かな傷であれば、査定額への影響はそれほど大きくありません!
買取店では自社の修理設備や提携業者を利用して、一般の方よりも安く修理することが可能です。
そのため、売却前に高額な修理をしてまで傷やへこみを直す必要はありません。
数万円かけて修理しても、査定額が同じ金額以上に上がるとは限らず、結果的に損をしてしまう可能性が高いと言えるでしょう。
内装の汚れやにおい
内装の状態も、査定額を左右する重要なポイントのひとつです。
中古車を購入するユーザーは、外装だけでなく車内の清潔感も重視します。
そのため、
- シートの汚れやシミ
- フロアマットの傷み
- タバコやペットによるにおい
などが残っている場合は、販売時のマイナスポイントとなり、査定額に影響する可能性があります。



とくにタバコのにおいやペット臭は、完全に取り除くことが難しく、購入希望者が敬遠する原因になることが多いんですよね⋯。
また、飲食物のこぼれ跡や長年の蓄積した汚れも、車内の印象を悪くしてしまいます。
査定前には、車内を少し清掃しておくだけでも印象は大きく変わります。
売却を考え始めたら、普段から車内を清潔に保ち、査定時に少しでも良い状態で見てもらえるよう準備しておきましょう。
エンジンなどの機関状態
エンジンなどの機関状態は、車の価値を左右する重要なポイントです。
査定では、
- エンジンの異音や振動
- オイル漏れの有無
などが確認されます。
これらの部分に不具合がある場合、修理費用が発生する可能性があるため、査定額が下がる原因になります。
とくに走行距離が多い車では、消耗部品の劣化が進んでいる場合があるため、メンテナンス状況が評価に影響します。
一方で、定期的に点検や整備を行っている車は、年式や走行距離が進んでいても良い評価を受けられることがあります。



エンジンオイルの交換履歴や消耗部品の交換記録が残っている場合は、車を大切に管理してきた証明になります!
普段からメンテナンスを行い、車の状態を把握しておくことが、高価買取につながるポイントになります。
タイヤ・ホイールの状態
タイヤやホイールの状態も、査定時に確認されるポイントのひとつです。
タイヤの残り溝が十分にあり、状態が良い車は、中古車として販売する際に交換費用がかからないため、プラス評価につながる場合があります。



購入後すぐにタイヤ交換をする必要がない状態であれば、次の購入者にとってもメリットになります!
一方で、
- 製造年月日が古い
- タイヤの溝が少ない
- ひび割れがある
といった場合は、交換費用を考慮され、査定額に影響することがあります。
ただし、タイヤ交換に数万円かけたとしても、その費用分がそのまま査定額に上乗せされることは少ないため、売却前に新品へ交換する必要はありません。
また、アルミホイールなどの装備も査定対象になります。
人気メーカーのホイールや、車種に合った純正アルミホイールは評価されることがあります。
反対に、社外ホイールはデザインの好みが分かれるため、必ずしもプラス査定になるとは限りません。
純正ホイールを保管している場合は、査定時に一緒に提示すると評価アップにつながる可能性があります。
タイヤやホイールは車の印象にも関わるため、査定前には汚れを落としておくと、より良い状態で車を見てもらえるでしょう。
純正オプション・装備品
純正オプションやメーカー装備が充実している車は、査定時にプラス評価の対象になります。
特に人気が高いのは、
- メーカー純正ナビ
- 純正エアロ
- サンルーフ
- フリップダウンモニター
- ルーフレール
- 本革シート
- 電動スライドドア
などの装備です。



これらの装備はあとから取り付けることが難しく、中古車市場でも需要が高いため、車の価値を高める要素になります。
また、純正品だけでなく、購入時にディーラーで装着したディーラーオプションも査定対象になります。
たとえば、ミニバンの後席モニターやSUVのルーフレールなどは、ファミリー層やアウトドア好きのユーザーから人気があり、評価されやすい装備です。
一方で、社外品のカーナビやホイールなどは、好みが分かれるためプラス査定になるとは限りません。
純正パーツを保管している場合は、査定時に一緒に提示すると評価アップにつながる可能性があります。
査定前にやっておくと印象が良くなること
車の査定では、車そのものの状態だけでなく、査定前のちょっとした準備によって査定担当者へ与える印象が変わることがあります。
査定額が大きく変わるわけではありませんが、愛車を大切に扱ってきたことが伝われば、より良い評価につながる可能性があります。
ここでは、査定前にやっておくと印象が良くなり、スムーズに査定を受けられるポイントを紹介します。
洗車・車内清掃をしておく
査定前には、洗車や車内清掃を行い、できるだけきれいな状態で車を見てもらうことをオススメします。



ちなみに、車の汚れやホコリは、査定額に直接大きく影響するわけではありません!
しかし、外装や内装がきれいに整えられている車は、査定担当者に「大切に乗られてきた車」という良い印象を与えやすくなります。
査定前には、
- ボディの洗車
- 車内の掃除機がけ
- ダッシュボードやドア周りの拭き掃除
- 不要な荷物の整理
など、できる範囲で十分なのできれいにしておきましょう。
また、タバコやペットのにおいが気になる場合は、消臭剤を使ったり、査定までの間に換気をおこなったりすることで、少しでも印象を改善できます。
少しの手間で車に対しての印象を良くできるため、査定前には洗車と車内清掃を済ませておくといいでしょう。
荷物を降ろしておく
査定前には、車内やトランクに積んでいる荷物をできるだけ降ろしておくことをオススメします。
車内に荷物が多く残っていると、
- シートの状態
- 収納スペースの状態
- 内装の傷み具合
などを確認しにくくなります。
また、不要な荷物が散乱していると、実際の状態よりも車内が汚れているような印象を与えてしまう可能性があります。



とくに、トランクやラゲッジスペースは中古車を購入する人が確認するポイントのひとつです!
ゴルフバッグや工具、洗車用品など普段から積んでいるものは、査定前に整理しておくことで、広さや使いやすさをしっかり確認してもらえます。
洗車や車内清掃と合わせて荷物を降ろしておくことで、査定担当者に好印象を与えやすくなると言えるでしょう。
必要書類を準備する
査定や売却をスムーズに進めるためには、必要書類を事前に準備しておくことも大切です。
主な必要書類としては、以下のようなものがあります。
- 車検証
- 自賠責保険証明書
- 自動車税納税証明書
- リサイクル券
- 印鑑登録証明書(普通車の場合)
- 住民票(車検証の住所と現在の住所が異なる場合など)
また、取扱説明書や整備記録簿、スペアキーなども査定時に確認されることがあります。



これらは車を大切に管理してきた証明になり、中古車として販売する際の安心材料にもなります!
売却を考え始めた段階で、必要な書類が揃っているか確認しておくと安心です。
純正パーツがあれば用意する
社外品のパーツに交換している車を売却する場合は、取り外した純正パーツを査定時に用意しておくことをオススメします。
とくに、
- ホイール
- マフラー
- エアロパーツ
- 灯火類
- シートカバー
などを社外品へ交換している車は、カスタム内容によって評価が分かれることがあります。
購入者の好みに合えばプラス要素になりますが、純正状態を好むお客様も多いため、必ずしも査定額アップにつながるとは限りません。
そのため、純正パーツが残っている場合は、車と一緒に査定へ出すことで評価が変わる可能性があります。
とくに純正ホイールや純正マフラーなどは、車本来の状態に戻して販売できるため、中古車販売店にとって扱いやすい材料になります。
また、スペアキーや取扱説明書、保証書などの付属品も忘れずに準備しておきましょう。



これらが揃っている車は、次の購入者に安心感を与えやすく、査定時の印象も良くなります!
査定額が下がりやすいポイント
車の査定では、年式や走行距離だけでなく、車の状態によって査定額が下がることがあります。
とくに、修復歴や故障、車内のにおいなどは、中古車として販売する際の価値に影響するため、査定時にマイナス評価となる可能性があります。
ここでは、査定額が下がりやすい代表的なポイントと、その理由について詳しく解説します。
修復歴がある
修復歴がある車は、査定額が下がりやすいポイントのひとつです。
中古車査定における修復歴とは、事故によって車の骨格部分(フレーム・クロスメンバー・ピラーなど)を修理または交換した履歴がある車を指します。



これらの部分は車の安全性や走行性能に関わる重要な箇所のため、修復歴がある車は再販時の需要が低くなりやすく、査定額にも影響します。
また、修理の内容や仕上がり状態によっても評価は変わります。
修復歴がある車を売却する場合は、お店によって査定額が変わる可能性が高いので、複数の買取業者で査定を受けることが大切です。
業者によって販売ルートや得意な車種が違うため、修復歴を正しく評価してくれる買取店を選ぶことで、より納得できる価格で売却できる可能性があります。
走行距離が多い
走行距離が多い車は、査定額が下がりやすい傾向があります。
走行距離は、車の使用状況や部品の消耗具合を判断するのに欠かせない要素です。
走行距離が増えるほど、
- エンジン
- ミッション
- 足回り
- 電装品
などの部品に負担がかかっていると考えられるため、中古車市場では低く評価されることがあります。
とくに「5万km」「10万km」といった節目を超えるタイミングでは、購入者からの印象が変わりやすく、査定額に影響する場合があります。
販売店側も、過走行車は販売までに時間がかかったり、整備費用が発生したりする可能性を考えるからです。



ただし、走行距離が多い車でも、定期的なメンテナンスが行われている車や人気車種であれば、高く評価される場合もあります!
また、走行距離を気にして売却を先延ばしにすると、さらに距離が伸びて査定額が下がる可能性もあります。
売却を検討している場合は、次の節目を迎える前に査定を依頼することもひとつの方法です。
走行距離だけで車の価値が決まるわけではありません。
年式や車種、整備状態なども含めて総合的に評価されるため、まずは現在の車の価値を確認してみることが大切です。
車内のたばこ・ペット臭がキツイ
車内に残ったタバコやペットのにおいは、査定額が下がる原因になります。
中古車を購入する人の中には、においに敏感な方が多く、強いタバコ臭やペット臭が残っている車は避けがちです。



僕はタバコを吸わないから、タバコのにおいがする車は絶対に嫌ですね⋯。
販売店側も、販売のリスクだったり、消臭やクリーニングに手間や費用がかかることを考えて、査定時にマイナス評価せざるを得ません。
とくにタバコのにおいは、シートや天井、エアコン内部などに染みつきやすく、通常の掃除だけでは完全に取り除くことが難しいんですよね。
また、ペットを乗せていた車は、毛や汚れだけでなく、独特のにおいが残っていることが多いです。
そういう場合は、
- 車内の換気
- 掃除機がけ
- シートやマットの清掃
など、できる範囲で対策するだけでも印象を良くすることができます。
においは目に見えない部分ですが、中古車の印象や価値に大きく影響することは頭に入れておきましょう。
警告灯の点灯や故障
メーター内の警告灯が点灯している車や、故障箇所がある車は、査定額が下がる可能性が高いです。
たとえば、
- エンジンチェックランプ
- ABS警告灯
- エアバッグ警告灯
などが点灯している場合、車になんらかの不具合が発生していることが考えられます。
また、エアコンを始めとした電装品の動作不良なども査定額に影響する場合があります。
中古車として販売する際には、購入者が安心して乗れる状態に整備する必要があるため、修理費用や手間が買取価格から差し引かれます。
査定額を惹かれないためにも、普段からメンテナンスをおこない、異常を感じた場合は早めに点検を受けることが大切です。
査定額に影響しにくいポイント
「小さな傷があるから査定額が大きく下がるのでは?」と不安に思う方もいるかもしれません。
しかし、すべての傷や劣化が査定額に大きく影響するわけではありません。
通常使用による軽微な傷や年式相応の劣化であれば、大きなマイナス評価にならないことがほとんどです。
ここでは、査定額への影響が比較的小さいポイントについて解説します。
小さな飛び石傷
小さな飛び石傷は、査定額に大きく影響しにくいポイントのひとつです。
走行中に前方の車から小石が飛んできてできるバンパーやボンネットの小さな傷は、車を使用していれば自然についてしまうものです。
そのため、査定士もある程度の軽微な傷であれば、大きなマイナス評価にすることは少ないと思います。



とくにボディ表面の小さな傷や塗装の欠けなどは、簡単な補修や磨き作業で目立ちにくくなることもあります!
なので、数か所程度の小さな飛び石傷であれば、査定額への影響はほとんどないと言っても過言ではありません。
ただし、傷の数が極端に多い場合や、塗装の剥がれからサビが発生している場合は注意が必要です。
また、フロントガラスに傷が入っている場合も、車の見た目や将来的な修理リスクを伴うので、評価に影響するかもしれません。
軽微な擦り傷
軽微な擦り傷は、査定額に大きな影響を与えにくいポイントです。
車を日常的に使用していると、どうしても小さな擦り傷が付いてしまうことがあります。
しかし、浅い擦り傷や目立ちにくい傷であれば、大きな減額になることはほとんどないと思います。



とくに、表面のクリア塗装部分についた細かな傷であれば、磨き作業によって目立たなくすることも可能です!
中古車販売店では、車を商品化する際に簡単な補修やクリーニングをおこなうことが多いため、軽微な傷だけで査定額が大きく下がることは基本的にありません。
ただし、
- 傷が深く下地まで達している
- 広範囲にわたる擦り傷
- 塗装の剥がれがある
などの場合は、修理費用を考えて査定額を減額される可能性があります。
ですが、査定では傷の有無だけでなく、車全体の状態やメンテナンス状況、人気度などを総合的に判断します。
小さな傷を気にしすぎるよりも、洗車や車内清掃をおこない、良い状態で査定を受けることが大切だと言えるでしょう。
使用年数相応の劣化
使用年数に応じた自然な劣化は、査定額に大きく影響しにくいポイントです。
車は年数が経過すると、
- ボディの細かな傷
- 軽度の色あせ
- 内装の使用感
- シートのへたり
など、さまざまな経年劣化が発生します。



これらは車を普通に使用していれば避けれらないことなので、査定士も年式や走行距離に応じて判断しています!
たとえば、10年経過した車に新車同様の状態を求めることは難しく、多少の傷や汚れがあることは想定されています。
そのため、年式相応の劣化であれば、過度に査定額が下がることはありません。
一方で、年式から考えても状態が悪い場合や、メンテナンス不足による不具合が見られる場合は、マイナス評価になってしまう可能性があります。
とくに、サビの進行や異臭、機関部分の不具合などは、単なる経年劣化ではなく車の価値に影響するポイントです。
車の売却では、完璧な状態にすることよりも、年式に見合った状態を保ち、日頃から大切に乗ってきたことが伝わる状態で査定を受けることが大切です。
よくある質問
車の査定ではどこを重点的に見られますか?
車の査定では、年式・走行距離・グレードなどの基本情報に加えて、外装や内装の状態、エンジンや足回りなどの機関状態、修復歴の有無などが確認されます。
特に中古車として再販売しやすい状態か、需要がある車かどうかが査定額に大きく影響します。
小さな傷やへこみは修理してから査定に出すべきですか?
基本的には、修理せずそのまま査定に出すことをオススメします。
修理費用をかけても、その分だけ査定額が上がるとは限らないからです。
まずは現在の状態で査定を受け、修理したほうが得になるか判断するといいでしょう。
純正パーツがないと査定額は下がりますか?
純正パーツがないからといって、必ず査定額が下がるわけではありません。
保管している場合は、査定時に一緒に提示するようにしましょう。
整備記録簿がない車でも高く売れますか?
整備記録簿がなくても売却は可能です。
点検や部品交換の記録が残っている場合は、査定時に提示するといいでしょう。
まとめ
車の査定では、単純に年式や走行距離だけでなく、さまざまな項目を総合的に判断して買取価格が決まります。
この記事のポイントをまとめると、次のとおりです。
- 査定では、年式・グレード・走行距離・修復歴は査定額に大きく影響する
- 外装の傷やへこみ、内装の汚れやにおい、エンジンや足回りの状態も確認される
- 純正オプションや整備記録簿などは、車を大切に管理してきた証明になり評価につながる
- 小さな傷や使用年数相応の劣化は、査定額に大きく影響しないことがある
- 査定前には洗車・車内清掃・荷物の整理・必要書類の準備をしておくと印象が良くなる
- 傷や故障箇所を無理に修理してから売却する必要はなく、まずは査定を受けてみる
- 少しでも高く売るためには、複数の買取店で査定額を比較するのがオススメ
査定額を少しでも高くするためには、査定で見られるポイントを理解し、事前にできる準備をしておくことが大切です。
査定で見られるポイントを事前に理解し、しっかり準備しておくことで、愛車の価値を最大限に評価してもらいやすくなると言えるでしょう。

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